大会宣言


「青少年が次代を担うものとしての誇りと責任との自覚をもって、心身ともに健やかに成長することは、すべての県民の願いであり、課題である」との認識のもとに、昭和42年、青少年育成茨城県民会議を設立し、以来50年にわたり、市町村民会議・青少年育成関係団体や関係機関と連携・協力し、青少年育成県民運動を展開し、数々の成果を挙げて今日に至っている。

しかしながら、急激な社会の変化は、家庭や地域の教育力を低下させ、青少年をめぐっては、成長の糧となる生活体験や自然体験等の減少、希薄な対人関係など、生育環境の質の低下を生じさせ、深刻な青少年の様々な問題行動を増加させる遠因となっている。

青少年問題は大人社会の反映であり、青少年の健全育成は親・大人の責務である。すべての大人は、このことを真摯に受け止め、姿勢を正し、家庭や地域の教育力の向上に努め、青少年が自らの課題に主体的に取り組み、切り拓いていくために十分な能力を持った人間としての成長が図られる環境づくりに積極的に取り組むことが求められている。

ここに我々は,青少年健全育成県民運動の更なる充実発展に向けた志を再確認し、次の項目の実現に邁進することを宣言する。


「親が変われば、子どもも変わる」運動を積極的に展開し、親が自らのあり方を反省し、行動する啓発活動の推進に努めます。
「あいさつ・声かけ運動」を積極的に展開し、大人と青少年のふれあいを深め,青少年を温かく見守り育む環境づくりに努めます。
「地域親」の普及・啓発に積極的に取り組み、地域における全ての青少年の成長を社会全体で支える育成支援に努めます。
青少年が豊かな人間性や社会性を育むために,青少年の体験活動を通した試行錯誤や切磋琢磨を見守り支える育成支援に努めます。


以上、宣言します。


平成29年2月2日 青少年健全育成県民運動発足50周年記念
青少年健全育成茨城県推進大会

ホームページURL : 社団法人青少年育成茨城県民会議「伸びよう伸ばそう青少年」